旅行の思い出や子どもの作品を保存する方法として、ゆる~くスクラップブックを作っている話をしたためます。
スクラップブックを始める
スクラップブックを作っている人と聞くとどういうイメージでしょうか。新聞記事や雑誌の切り抜きをピタッとズレなく貼る人や、シールや色ペンでのデコレーションに余念がない人など、几帳面な人の趣味だと私は思っていました。
ただ、それだと、私には無理です。続けられない。だって面倒だもの。
きっかけは忘れましたが、100円ショップでスクラップブックを買ったんです。
私は、お土産でもらったり自分で買ったりしたのに使い道がなかったマスキングテープで、美術館の半券やパンフレットを貼りました。これが結構しっくりきたのです。
2019年7月のページです。始めてすぐの頃のものなので、まだ四隅をテープで貼ろうという心意気がありますが、それでも几帳面さんが見たら発狂モノの仕上がりですね。
捨てられないなら貼ればいい
何でも貼る
丁寧にやろうとか、デコろうとか余計な気を起こさずにいれば、楽しく続けられることに気づきました。また意外と、捨てられない性分みたいなものとも相性がよいのです。飲食店のショップカードを貰ってくる割に、何もせずに棚の上に溜まっていって汚くなってどうしよう、みたいなことを繰り返していましたが、スクラップブックが家に来てからはコイツに貼れば万事解決です。
ぱらぱらと過去に貼っているものを見ると、ボウリングのスコアシートだったり、友達からの贈り物に同封されていた一筆箋なんかもありました。
子どもの作品は平面のみ残す
子どものお絵かきや創作物も、これはイイと思った物はスクラップブックに貼って残しています。お面や厚紙でできた帽子も、平らに出来れば貼ってしまいます。平面の作品が現物のまま残せるので、立体の創作物は割り切って容赦なく捨てることができています。写真に撮ったりはしますけどね。
無理せず続ける
書かず飾らず
私のスクラップブックは基本貼るだけです。
日付も書きません。日付は映画の半券や、入場券の半券などに書かれているので、他のスクラップたちもだいたい何年の何月くらいのものか推測できます。厳密に何月何日なんて知りたい書類はここにはありません。後々、この頃こんな場所行ったねー、と思い出話ができれば良いのです。
もっと雑に!
さらに言うと、貼りたい物があってもいちいち貼っているわけではありません。スクラップブックのところに挟んでおいて、溜まってきたら暇なときに一気に貼る。その結果、結構順番も前後します。順不同です。それで良しとしています。
おわりに
A4サイズのスクラップブックに6年近く色々貼り続けて、現在3冊目の終盤です。
友人と、子どもの作品をどうしてるか話をしていて、そういえば我が家は定位置があるなぁと思い、スクラップブックのことを書いてみました。
何となく捨てられないアレコレがあちこちに点在しているような人は、スクラップブックに全部貼ってみてはいかがでしょうか。