
こんにちは、絵馬子(えまこ)です。3歳の兄ぽよの話です。
兄ぽよは今、猛烈にマンションの階段を上り下りしたがっています。
朝起きてくると、おはようの前に、

コッコが帰ってくると、おかえりの前に、

と、自分の行きたい階を申告してくるほどです。ここまでくると、もはや挨拶です。「アロハ~」くらいの感覚です。
タイトルの通り、兄ぽよの階段ブームは2回目です。最初の階段ブームは、1歳半から2歳手前頃まで。シンプルに階段が好きでした。
公園に行っても、遊具そっちのけで階段を見つけては、一段一段楽しそうに上っては下りていました。
あの頃は、道を歩けば、マンションの階段や、飲食店の前にある数段の段差まで、あらゆる階段に吸い寄せられて行ったので大変だった記憶があります。
しかし、2歳を過ぎた頃から、階段ブームは上位互換であるエスカレーターブームに凌駕され、すっかり鳴りを潜めていました。
兄ぽよの階段ブーム再燃の火付け役は、数字です。
マンションの階段横には、ご存じのとおり、階数を示す数字の表示があります。その数字を、元気いっぱいに数えながら上って行きます。
同じ「階段が好き」でも、前とは楽しみ方が変わったところに成長を感じています。

上りきったら勝利宣言して終わり…と見せかけて、さらに途中まで下りてまた上ったりします。
私の方が先に音を上げて、普段は1回頂上に着いたら終わりにしてもらっています。弟ぽよを抱っこしながらなんでね。足だけムキムキになっちまいますわ。
身軽な時に自由にさせたら、延べ30階は上っていました。

8かい、よかった
満足したようです。
もっと行けるのに、普段は私に合わせて切り上げてくれていたんですね。ありがとよ。
子どもの好きなものを追いかけると、大人と着眼点が違うので面白いですね。
マンションの階数表示板なんて、自分の住むところの物でさえ「あったか?」くらいの感覚でしたが、お散歩中にも階数表示を見つけると教えてくれるようになったので、注目して見ています。
切文字タイプでオシャレね、とか。遠くからでも分かるくらいデカいわね、とか。
『子どもは光。漫然と生きている道の照らし直し。』
なんか今思いついた名言っぽいのを書き残します。後の自分が悶絶すれば良いわ。
皆様も、身近な建物の階数表示を思い出したり、観察してみてはいかがでしょうか。
それでは、よい日をお過ごしください。
