
こんにちは、絵馬子(えまこ)です。
今週のお題「ローカルめし」。季節外れですが、鍋についてです。
いつまでもあると思うなミツバ
まずは、香草について語らせてください。ミツバとセリ。
ミツバはお吸い物に浮いているアレで、セリは春の七草のアレです。せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ。
さて、私はけっこう引っ越しの多い人生を歩んでいまして、地域によって手に入る食材の差を肌で感じております。それ自体は、その土地の旬のアレコレをけっこう楽しんでいるのですが、ときどき不意打ちを食らうときもあります。
…東北に来てからミツバが欲しい時に手に入らない!え、ミツバって旬の時期しか売られていないの?炊き込みご飯とかお吸い物、どうしたらいいの。
調べたところ、私の生まれ育った愛知県は、ミツバ生産が盛んな地域だったようです。どうりで年中売っているはず。失って気づくマイナー名産。
せり鍋との出会い
そしてローカルめしの話です。
冬に、セリ鍋なるものを知りました。宮城県の名物鍋です。セリの旬である冬に、わーっと食べる季節限定ものです。
ちなみに、セリ以外の食材はわりと自由で、ご家庭で作るなら鶏肉と合わせることが多いと思われます。お店では鴨肉で出てきたりします。
問題はセリ。七草粥で食べたことはあるはずなんですが、印象はあまり残っていません。今まで生活していた地域で、とりたててセリを売っていた記憶はありません。何となく、食べるまでは七草粥のあの胃に優しそうな薄味を想像していました。
食べてみました。
両方から違うと言われそうですが、初めて食べた時に正直そう思いました。
ぶっちゃけセリを舐めていました。
ミツバより食べ応えがあるので、野菜らしい素朴さは増しますが、とても華やかな和食の香りがします。この草、こんなに美味しかったのか。
セリは七草粥という箱売りより、個人活動した方がタレント性が上がるタイプです。
ミツバとセリの関係
ミツバってセリ科ミツバ属で、セリはセリ科セリ属なんですって。つまり、同じ科です。
じゃあ香りも似てて当然か、って納得しかけたんですけど、ニンジンとかパセリとかパクチーとかもセリ科だそうです。んー。セリ科は香りの個性派揃いですね。
勝手な妄想
セリ鍋を食べて、ピンと来てしまいました。
これ、愛知県ではミツバが強くてセリはあまり見かけず、宮城県はセリが強すぎてミツバが駆逐された可能性はないかしら。ミツバとセリがあったら、どっちかでいいやってなるもの。市場による互換性アリ判定を受けているに違いない。
はい。詭弁です。
たぶん実際は、生産地に近かったり遠かったりするだけだと思います。
実は、生産地のことをちょっと調べた時に、ミツバもセリも茨城県が生産量上位にいました。もしかしたら、茨城県はミツバもセリも売っている理想郷なのかもしれません。
以上です。こんなものまで読んでいただき、ありがとうございました。