
兄ぽよの3歳児健診のつづきです。番外編です。健診当日編→
問診票で、発音間違いやことばの遅れでチェックが入っていた上、健診会場で聴力検査の器具を「イヤーッ!」拒否した兄ぽよに、精密検査のお葉書が届いたのでした。
ということで、案内にある専門の検査機関に行ってきました。
問診票
持ち物に母子手帳とあったので何に使うのかと思ったのですが、問診票に出生時体重や出生時の聴覚のスクリーニング検査結果を書く欄がありました。
発音の項目では、例えばどんな間違いがあるのか?を書かせる項目があって、ちょっと悩みました。いっぱいあるぞ…。
兄ぽよは大好きな数字だけは英語でも言葉にしますが、6(シックス)の頭の発音を「セ」にしてしまうエラーがあります。すぐ思いついたのはコレですが…。無難に、マ行の発音がバ行に置き換わりがちなことを書きました。
聴力検査
言語聴覚士さんが対応してくれました。
兄ぽよが試した検査方法はふたつ。
①片耳だけのヘッドホンみたいな機械を耳に当てて、音が鳴ったら知らせるというスタンダードな聴力検査。
音が鳴ったのを知らせる度に、おもちゃのペグをもらってボードに刺せます。ペグが欲しくてやる気が出ます。
3歳児健診の時は、耳に突っ込むイヤホン型の機械だったので、耳に当てるだけのこちらの方が嫌がり方は穏やかでした。が、やはりくすぐったいのか、始終くねくねして、何かしら喋り、あまり上手くできなかったので、プランB、次の検査方法に切り替わりました。
②音がする方を向くかどうかで聞こえているか確認する検査方法。
部屋の左右両側に、何やら機械に繋がれたぬいぐるみが置いてありました。それぞれスピーカーが付いています。
右のスピーカーから小さい機械音がして、その少し後に右のぬいぐるみが動きます。
左のスピーカーから音がした時には、左のぬいぐるみが動きました。
何回か繰り返すと、兄ぽよは動くぬいぐるみを見たくて、音がした方に注目するようになります。
これは、子供ごころを心得た検査方法だと感心しました。
ただし、片耳ずつの検査と違い、分かるのは両耳での聴力だけだそうです。
言葉の検査
イラスト(食べ物、動物、身近な道具、スポーツなど子ども用の図鑑に載っていそうなものたち)を見て答えます。
兄ぽよは、答えられないものがあると集中力が切れます。ウロウロし始めたので途中で切り上げ。
単語の理解の確認は、中途半端に終わりました。
しかし、その少しのやりとりの間に兄ぽよの言葉や発音について観察してくださっており、アドバイスしていただきました。プロフェッショナル。
まだまだ、大人が喋ってほしいことより、本人が喋りたいことを優先するのが兄ぽよには良さそうです。
発音は3歳頃にいくつかの単語を喋り始めたことを考えると、明瞭な発音ができている方だという話でした。やったね。
診察
検査が終わって、最後に耳鼻科のお医者さんの診察がありました。本当は耳に器具をあてるのですが、嫌なのでナシ!
先ほどの聴力検査の結果は、特に問題ありませんでした。声かけには反応が薄いし、テレビの音が大きくても小さくても気にしていない様子だったので、今まで私の中ではずっと「聞こえていることは分かるけど、どれくらいの音が聞こえているかは不明」でした。中耳炎などになっていないベースの聴力は、普通の範囲であることが分かったのは、今日の収穫です。
さらさらの鼻水なら必要ないけれど、ドロドロ鼻水が出たら耳鼻科に行って中耳炎になってないか診てもらうようにしてくださいね、という事でした。
おわり
検査方法を次々と変えて(レベルを下げて)くださるので、慣れた専門医は頼もしいですね。
毎度、待合室をウロチョロしたり、備品を握って離さなかったり、診察室から逃亡したり、親としてはすり減りますが、病院でしか確認できないことがあるので行って良かったです。
読んでいただき、ありがとうございました。