
こんにちは、絵馬子(えまこ)です。
今週のお題「こんなバイトをしてました」。
大学生の時の話です。学費や生活費は奨学金で足りていたのですが、在学中に自動車の免許をとりたかったので、その分はアルバイトで稼ぎました。
バイト応募で惨敗する
女子大生だった私は、まず手始めに百貨店のチョコレート屋さんに応募しました。頭お花畑です。
しかし、なんと、何度連絡しても「店長がいないので折り返します」と切られ、折り返しの電話が来ないという“自然消滅狙い”で断られたのです。
ピュアだった私は「忘れられちゃったのかな〜?」と1週間経っては電話をかけなおしました。
さすがに2回目には気づきました。
なんかもう、分かっちゃいるけどハッキリさせたくて!
3回目、店長のお名前を伺って、その次は、その方あてにお電話を差し上げました。
ついに店長を捕まえました。若い女性の店長さんの声でした。「もう…他の方に決まりまして…」と、明らかにしどろもどろな感じで答えが返ってきました。
チョコレート屋が…ターゲット層であろう女子大生に…なぜこんな対応をしたのか…。そんなに私の話し方がヤバかったのか…。
人と話すのが苦手だから、接客のバイトで経験を積もうとか思っているレベルだったので、実際ヤバかったのかもしれません。しょうがないね。
オフィシャルにグレーなアルバイト
直前のバイト応募で完全にスレてしまった私は、なんか変なバイトしてぇな…という気持ちになっていました。
そんな時、たまたま募集していて駅チカでアクセスも良かったのが、金券ショップのアルバイトでした。
すんなり受かり、働くことになりました。
灰色ネズミには地下道の狭い金券ショップがお似合いよ、とチョコレート屋のキラキラ女子たちの声が聞こえてきます(幻聴)。
間違いなく公認の古物商なんですけど、グレーな感じの商売ですよね。チケット、切符、商品券に、ブランド品、金銀プラチナ買取りマス。まーぁ、胡散臭いです。
さっき駅で買ったであろう新幹線の回数券を売りに来る常連のおっちゃんとか、お客さんも訳アリ感が漂う人が多かったです。
あ、でも買取金額によって身分証明書コピーとか頂いたりしていました。怪しいゆえにしっかりしなきゃいけないところもあるという。
バイトで働いている人は普通の主婦や大学生で、社員さんもいい人たちでした。髪色は明るいのにローテンションなタイプが多かったかな。
ほんのちょっとのお得を求めて
売っているものは、中古とはいえ金券なので価値は下がりません。なので金券ショップで値引きされるのは1%〜数%がほとんど。
それでも、切符を買いに来るサラリーマンはもちろん、事業主と思われる大口のお客さん、旅行前後の外貨両替にくる人、商品券を普段使いで買いにくる人などもいて、社会勉強になりました。世間知らずの大学生だったので。
お買い物に行く前には必ずここに良い商品券がないかチェックしに来るのよ、と仰っているマダムもいました。
今だと、お米券を買い求めるお客さんが増えているかもしれませんね。
年末年始になると年賀状が飛び交います。年賀状シーズンは、ずっとはがきを数えていた気がします。
たまに収集家の切手が持ち込まれて、これも延々と数えていました。珍しい切手を拝見できて楽しかったです。
もちろん、金券ショップでは切手やハガキも額面よりお安く買えますよ!
わざわざ行くほどの割引率ではなかったりしますが、生活の動線上に金券ショップがある人は覗いてみると、ほんのちょっとのお得が買えるかもしれません。
おわり
書いてみたら、根に持っている思い出話と、金券ショップの宣伝になってしまいました。
私は「坊主憎んで袈裟は憎まず」スタンスなので、チョコレートは大好きです!
こんなものまで読んでいただき、ありがとうございました。